top of page

1-4 塗料使用に伴うCO2排出量

PDF版はこちら

塗料使用に伴うCO排出量は、(塗料の年間使用量)×(塗料のCO排出係数)で算定します。

塗料の年間使用量は、塗料の種類ごとに1年間の使用量を合計します。

塗料の種類ごとにCO排出係数が異なりますので、塗料の種類ごとに年間CO排出量を算定し、その合計が塗料使用に伴うCO排出量です。

塗料のCO2排出係数は塗料会社が提供してくれた場合はそのデータを用い、提供されない場合は環境省の産業連関表ベースの塗料のGHG排出原単位(物量ベース 2.30t-COeq/t)を用いて算定します。この場合は、塗料のCO排出係数は塗料の種類に関係なく2.30t-CO/tを使うことになります。算出結果が凡そのCO排出量になりますが、塗料毎のCO排出係数が提供されるまでの暫定的な算定になります。

また、金額ベースの排出原単位を用いてCO排出量を算定することもできます。この場合価格変動でCO排出量が増減することに注意が必要です。

また、あくまでもモデル塗料ですが、(一社)日本塗料工業会が試算した各種モデル塗料1kg製造時のCO排出量(次表参照)を用いて算定することも可能です。

bottom of page