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1-8 輸送に伴うCO2排出量
(購入品等輸送時:カテゴリー4、塗装製品等輸送時:カテゴリー9)

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原材料(塗料・溶剤など)の購入品の運送、塗装前の部品および塗装製品の運送にはトラックの燃料(ガソリン、軽油)の燃焼に伴うCOが排出します。

輸送時のCO排出量の算定方法には、「燃料法」、「燃費法」、「改良トンキロ法」、「地域間マトリックス法」、「従来トンキロ法」があります。前4法は運送会社に適しています。工業塗装工場には、従来トンキロ法が算定しやすいと思われます。

「従来トンキロ法」では、輸送時のCO排出量は、(輸送距離)×(輸送重量)×(トラック燃料のCO排出原単位)で算定します。

購入原材料、塗装するワーク、塗装製品ごとに輸送時のCO排出量を算出し、その合計が年間輸送量に対応したCO排出量になります。

 

★輸送機関別の輸送トンキロ当たりCO原単位(kg-CO/t・km)は下表を参照。

出典:ロジスティクス分野におけるCO2 排出量算定方法 共同ガイドラインVer.3.2 p.64

URL: https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/ninushi/pdf/guidelinev3.2.pdf

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